富山・魚津労働基準監督署は、運転者の拘束時間などの記録を求めた際、虚偽の運転日報を提出した運送業者を富山地検に書類送検した。運転者35人の2カ月分の日報で荷積作業時間などを偽り、実際の拘束時間より合計2047時間38分短く記載していた。改善基準告示違反により地方運輸局から営業停止などの処分が下されるのを恐れ、告示が定める1日13時間、月293時間の限度を超えないよう、事務員ら他の労働者が乗務したとみせかけるなどしていた。 提供:労働新聞社 (2022年3月14日)