技能講習・時間不足で617人が無効に 県溶接協を業務停止――山形労働局・行政処分

 山形労働局は1月7日、ガス溶接技能講習の時間が法定の時間数に満たなかったとして、登録教習機関の一般社団法人山形県溶接協会を6カ月間の講習業務停止処分にした。平成30年4月~昨年2月に時間不足の講習が15回あった。受講した対象者617人は講習を修了したことにならないため、不足分を補填するまで関連業務に従事することができない。同協会は同労働局の指導を受け、「処分明け後の今年7~8月頃に補習を行えるよう、手配を進めている」とした。原因は、講師が試験が終わった時点で講習を切り上げてしまったことなどにあるという。

 

提供:労働新聞社

(2022年1月24日)

 

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