業務上の腰痛は月曜日、午前9~12時に集中して発生する傾向にあることが、労働安全衛生総合研究所がまとめた報告書で分かった。月曜日に2割、9~12時に4割が発生している。腰痛を引き起こした起因物は「なし」が約半数、「荷姿の物」が約4分の1だった。業種別では、保健衛生業が最も多く、31.3%を占めている。次いで商業が16.5%、製造業が15.0%、運輸交通業が13.8%となった。業務上腰痛は業務上疾病の約6割に上っており、予防が課題となっていた。 提供:労働新聞社 (2021年11月8日)