国土交通省・九州地方整備局は独自の取組みとして、ICT施工の流れや技術的な知識などを学べるeラーニングの運用を開始した。イラストや実写を用いた動画コンテンツを全11章87科目分用意し、無料で学習できるプログラムを組んでいる。建設系技術者に広く活用を促すため、全科目終了後には受講証明書を発行することとした。一級建築士などの資格保有者に求められる継続教育(CPD、CPDS)を実施したものとして申請できる。ICT施工導入へのハードルを引き下げ、普及促進につなげる。
提供:労働新聞社
(2021年8月30日)