繊維産業における女性活躍へジェンダー教育の実施を経済産業省は、「繊維産業のサステナビリティ(持続可能性)に関する検討会報告書」を取りまとめた。今後取り組むべきサステナビリティの活動の柱の1つに、「ジェンダー平等」を掲げている。同産業は多くの女性が就業する一方、経営や販売戦略は男性が行うべきといったアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)などを背景に女性役員比率が低いといった課題があると指摘。女性活躍推進に向けて、偏見を打破するようなジェンダー教育の実施やロールモデルの提示、官民ラウンドテーブルの設置を提案した。
提供:労働新聞社
(2021年7月26日)