高度エンジニア・年50時間の研鑽求める CPD指針案提出――技術士会

 公益社団法人日本技術士会(寺井和弘会長)は、技術士法が求める「資質向上の責務」を果たすためのCPD(継続研さん)活動に関するガイドライン案をまとめ、文部科学省の技術士分科会に提出した。公的な実績管理の仕組みづくりに向けて策定を求められていたもので、能力維持には年20時間、さらに高度なエンジニアとして活躍するためには年50時間が必要などとしている。今後、事務局となるCPDセンターを設置して活動の普及を図る一方、5年間で計250時間以上の実績を持つ人材に認定証を発行し、ホームページ上で公開するなどの取組みを開始するとしている。

 

提供:労働新聞社

(2021年6月7日)

 

一覧へ戻る