国土交通省は、トラック、バスなどの自動車運送事業において運転者の脳・心臓疾患などが原因で運転を継続できなくなる事案が増加しているため、運送事業者に対する行政処分の基準を改正する。運転者に健康診断を受診させず、健康状態の適切な把握を行わないまま重大事故を引き起こしたケースを新たに対象に加え、初違反で40日、再違反で80日車の車両使用停止処分とする。今年3月中に通達を発出し、4月1日に施行する方針。 提供:労働新聞社 (2021年3月15日)