神奈川労働局は、令和元年度の個別労働紛争解決制度の施行状況をまとめた。総合労働相談件数は前年度比5.0%増の5万7143件に上り、5年連続で5万件を超えて高止まりしていることが分かった。そのうち、民事上の個別労働紛争の相談は1万4031件で、前年度より2.3%増加している。内容別では、「いじめ・嫌がらせ」によるものが、全体の3分の1に当たる5067件に達し、8年連続でトップとなった。助言・指導申出の件数は339件と同21.5%増加した。 提供:労働新聞社 (2020年8月24日 更新)