脳・心疾患労災認定/「複数業務」で過重性評価 副業・兼業の保護へ――厚労省が検討結果まとめる

 厚労省は、「複数業務要因災害」における過重負荷評価のあり方についての検討結果をまとめた。副業・兼業の促進・拡大に対応し、脳・心臓疾患などの労災認定の仕組みを明確にする狙い。複数事業場で就労する労働者に過労死などが発生した場合に、現行の脳・心臓疾患労災認定基準における「業務」の過重性評価を「複数業務」の過重性評価に読み替えて判断するとしている。

 

提供:労働新聞社

(2020年7月27日 更新)

 

一覧へ戻る