中小企業家同友会全国協議会(中同協・広浜泰久会長)は、「働く環境づくりのガイドライン」(試案)を取りまとめた。試験運用の後、今年度末の完成をめざす。社員のやる気を導くことが経営の維持・発展に向けた鍵とみるもので、これまで後回しになりがちだった「働く環境の改善」を正面に据えた取組みのスキーム。社員の生活を保障する経営者の覚悟を促し、生産性向上と環境改善を統一的に考えながら「労使共同」で10年後のビジョンを描く作業などを求めている。「働き方改革」とは一線を画したもの。
提供:労働新聞社
(2018年5月28日 更新)