173万人近くが集い流通、製造、外食等あらゆる業種の労働組合を傘下に収めるUAゼンセン(松浦昭彦会長)は11月28日、18春闘方針の「素案」を決定した。17春闘方針とほぼ同内容で、賃金については定期昇給相当分とは別に「2%基準」の引上げを狙う。人手不足の解消には魅力ある労働条件が不可欠だと訴えながら、前年実績を超す妥結にこだわる。長時間労働の是正策等、働き方の改善施策も要求する。正式決定は1月31日。 提供:労働新聞社 (2017年12月11日 更新)