全国労働委員会連絡協議会(山川隆一会長)が東京都内で開いた第72回総会で、各地の公労使委員が、労委の活性化に向けて新たに開始した取組みについて情報交換した。長時間労働が問題になっている業界と紛争が多発する介護業界に対する講座のほか、就職を控えた高校生への出前講座の開催など、紛争の未然防止施策を強化する動きがめだった。不当労働行為審査の迅速化では、審査期日をまとめて指定し、命令決定までの期間を短縮した労委もある。 提供:労働新聞社 (2017年12月4日 更新)