経済同友会(小林喜光代表幹事)は、「岩盤」としてほぼ原型のまま存在する日本型雇用慣行の改革案を提示した「人材の採用・育・登用委員会報告書」を明らかにした。中途採用正社員(キャリア採用)の拡大や日本型職務記述書を ベースとした納得性ある評価、年齢による一退出の廃止などを進めて、未来志向の持続可能性の高い制度に改めていく必要があるとした。欧米方式ではなく、日本人の「心の態度」を生かし生産性向上をめざすものとしている。 提供:労働新聞社 (2017年7月18日 更新)