一般社団法人日本添乗サービス協会(三橋滋子会長)は今年度、平成27年から制度設計を進めてきた業界検定「インバウンドスタッフ検定」の国家検定(技能検定)化を図る。訪日外国人旅行者の円滑な国内移動をサポートする業務能力を測るもので、増加する訪日客に対応できる人材の育成と、添乗機会が減少している海外添乗員の職域拡大が狙い。これまでに延べ8回実施した試行試験などを踏まえて制度の内容を固め、今年秋までに厚生労働省に技能検定化の申請をする考えだ。 提供:労働新聞社 (2017年4月17日 更新)