身体機能の低下を労働者に自覚させ労働災害が減少――中央労働災害防止協会は、高年齢労働者の活躍促進に向けた安全衛生対策の好事例集を作成した。「高齢者の就業促進」が働き方改革のテーマに上るなか、労働災害防止と働きやすい環境整備に向けた企業の取組みを後押しするのが狙い。加齢に伴う身体機能低下への自覚を促す安全衛生教育を実施して災害防止につなげたり、製造ラインで働き続けられるよう30歳代から体力づくりプログラムを実践するケースなどを取り上げた。 提供:労働新聞社 (2017年4月3日 更新)