東京商工会議所(三村明夫会頭)は、中小企業における知的財産の活用に向けた支援を強化している。このほど、知財活用のメリットと手順を示したガイドブック「企業の強みを活かす~知的財産の力で会社の成長を~」を初めて作成し、配布を始めた。特許出願や商標登録などに取り組むことで、新しい取引先の開拓につながるほか、開発者が育ち、人材も集まりやすくなるとした。優れたアイデアや発明を表彰すれば、従業員の意欲向上にもつながるという。今後、職務発明や営業秘密の管理などに関するセミナーも開催する方針。
提供:労働新聞社
(2016年3月7日 更新)