厚生労働省は、加入条件が整っているにも関わらず厚生年金保険に加入していない者が、約200万人に達するとの推計を初めて明らかにした。保険料を支払う余裕があるにも関わらず未加入者がいる悪質な事業所への加入指導を強化する方針で、まず79万事業所に対する調査を実施し、具体的な対応策を打ち出す考え。立入検査の実施手順を見直すほか、罰則規定の発動も視野に入れるとしている。 提供:労働新聞社 (2016年2月8日 更新)