連合の傘下最大産別・UAゼンセン(島田尚信会長代行)は、16春闘の本部方針案を決定した。賃金制度のない中小企業で働く正社員(フルタイム)の賃上げ基準は、4500円の賃金体系維持分に生活向上分や格差是正分を含む「2%基準」を加え「9500円または4%を基準」と設定。正社員と職務内容が同じパートなどの基準は、昇給昇格分が不明な場合、その分を含めて3・5%を基準に要求する。1月28日の中央委員会で正式に決まる。 提供:労働新聞社 (2016年1月12日 更新)