厚生労働省は、介護休業の分割取得と対象家族範囲の拡大を打ち出した「今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会報告書」をまとめた。介護休業は、介護の始期と終期またその間に、それぞれ1回程度取得する必要があると想定し、分割回数を検討すべきであるとした。対象となる家族の範囲については、同居していない兄弟姉妹や祖父母を加え、労働者の負担の分散を図るなどとしている。 提供:労働新聞社 (2015年8月24日 更新)