国内旅行業最大手であるJTBグループ内の9社が、今年の15春闘で勤務間インターバル規制の導入を妥結したことが分かった。前日の勤務終了から翌日の勤務開始までの休息時間を確定して労働時間に絶対的上限を定める業界初の取組みで、11時間2社、10時間1社、9時間1社、8時間5社がその内訳。旅行業が中心だが、長時間労働となりがちな広告・イベント関連の企業なども含んでいる。生活時間の充足を通じて個々の多様性を担保し、人財力の強化につなげる考えを労使で共有した。
提供:労働新聞社
(2015年8月3日 更新)