勤務医でつくる全国医師ユニオン(植山直人代表)が7月に立ち上げた「麻酔科医師労災訴訟を支援する会」の賛同人が、わずか半月足で100人近くに達する勢いにある。長時間労働を行った末、07年に脳出血を発症、遷延性意識障害となって寝たきりになったケースで、労災認定後の損賠訴訟は今春敗訴した。すでに東京高裁に控訴しており、8月5日の第1回口頭弁論の場には、家族が原告本人を連れてくる予定となっている。 提供:労働新聞社 (2015年7月27日 更新)