外国人の労災かくしが横行――長野県内2労基署

 長野・伊那労働基準監督署(中野博文署長)は、派遣先の工場でブラジル人派遣労働者3人が労働災害にあったにもかかわらず労働者死傷病報告を提出しなかったとして、(株)パートナーファイブ(上伊那郡箕輪町)と同社現場担当者を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで長野地検伊那支部に書類送検した。派遣先の工場を経営していた企業も、直接雇用するマレーシア人パート労働者の労災を隠ぺいしたとして同時に処分を受けており、地方工場で未だ労災かくしが後を絶たない。

 

提供:労働新聞社

(2015年6月8日 更新)

 

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