埼玉労働局(阿部充局長)は、昨年実施した管内の自動車運転者を使用する事業場への監督結果を公表した。対象事業場の8割以上で労働基準法の違反が発覚している。とくに労働時間については、25年に実施した全業種の監督結果(27.4%)の倍の違反率となる6割弱だった。業種別では、バス業界が労基法違反率100%と最悪だった。同労働局は引き続き、埼玉運輸支局と連携した集団指導、臨検を積極化していく。 提供:労働新聞社 (2015年3月30日 更新)