春闘の先導役を務める自動車や電機など金属大手労組を中心につくる金属労協(JCM・相原康伸議長)の要求がほぼ出揃った2月25日、登録53組合中の35組合がベアを含め平均6826円の月例賃金増額要求を提出したことが明らかにされた。実額で「6000円以上」としたJCM方針を上回り、“一枚岩”の取組みを強調する。「1%以上」の方針を掲げた前年の要求額平均(3918円)よりおよそ7割増しの状況にある。 提供:労働新聞社 (2015年3月9日 更新)