鉄鋼・造船重機・非鉄金属メーカー関連の労働組合でつくる基幹労連は2月18日、東京都内で開いた第12回中央委員会で、中小組合の「底上げ」を最大の焦点とする15春闘方針を決定した。昨年の春闘で今年の賃上げ分も獲得済みの大手総合組合やグループ会社を持つ企業の労組が、自らの経営側に中小支援を申し入れたり、地場の中小交渉に影響を与えながら、産別本部と一体になって格差是正をサポートする。昨年新たに仲間に迎え入れた建設組合の企業に対する申入れにも初めて取り組む。
提供:労働新聞社
(2015年3月2日 更新)