300人未満企業の労働組合が大半を占める機械金属系の中小ものづくり産別・JAM(眞中行雄会長)は1月20日、東京都内で開催した第26回中央委員会で、連合傘下最大の「ベア9000円」を掲げた15春闘方針を決定した。物価上昇局面にあるなか、「実質生活維持」の観点でまとまったもの。定昇制度がない場合は1万3500円、さらに改善が必要であれば1万5000円以上の要求を促し、大手との格差改善を狙っている。要求基準が高すぎるとの意見も上がったが、最終的には満場一致で可決した。
提供:労働新聞社
(2015年2月2日 更新)