平成26年の1人平均賃金改定額は5254円に――。厚生労働省が100人以上規模を対象に行う「賃金引上げ等の実態に関する調査」で明らかになったもので、前年に比べて約900円アップし、改定率は0.3ポイント増の1.8%へ改善した。大規模では1000円を超えるめだった伸びを示した一方、100~299人は100円未満の微増にとどまっている。調査時点で実施を予定する企業も含め、全体の83.6%が1人平均賃金を引き上げた。一般職に定昇制度がある企業のベア実施率は、24.8%となっている。
提供:労働新聞社
(2015年1月19日 更新)