ジョブ・カードで職業能力の「見える化」を――厚生労働省のキャリア・パスポート(仮称)構想研究会(今野浩一郎座長)は、今年5月から開始した議論を終了し、報告書(案)をまとめた。現行ジョブ・カードが、主に職業能力の機会に恵まれない非正規労働者を対象としているのを大きく転換し、職業人生を通じて活用できるよう各種様式を改めるとしている。個人のキャリアアップ、円滑な再就職を促進するため、生涯を通じた「職業能力証明書」とする。 提供:労働新聞社 (2014年12月24日 更新)