同一資本系企業にも照準――全電線・新組織化方針

金属労協(JCM)の一角にある全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線・海老ヶ瀬豊中央執行委員長)は、8月21~22日にかけて静岡県で開催した第68回定期大会で新たな組織拡大方針を決定した。従来対象としてきた電線関連の製造業で働く労働者だけでなく、各単組(各企業)の関連企業(グループ企業)のように、同一資本系企業にも照準を絞り、連合本部とも連携して進める考えだ。製造業の労働者以外も視野に組織名を改めた08年の大会以降、具体的方針に掲げて取り組むのは初めて。
提供:労働新聞社

(2014年9月1日 更新)

一覧へ戻る