労働者委員がホワイトカラー・エグゼンプション導入に反対表明――厚生労働省がこのほど開いた労働政策審議会労働条件分科会(会長・岩村正彦東京大学大学院教授)で、労働時間規制の緩和で労使見解が大きく分かれた。使用者委員が同制度の年収要件案が高過ぎるとして対象拡大を主張したのに対し、労働者委員は「年収を労働時間規制の除外要件とする合理性がない」「過労死防止対策の徹底が先決」などとして、強行な反対姿勢を示した。 提供:労働新聞社 (2014年6月30日 更新)