自動車総連は1月9日、第81回中央委員会を東京で開催し、5年ぶりの賃上げ要求を傘下の労組全体で行う総合生活改善の取組み(いわゆる春闘)方針を決定した。就任後初の春闘に臨む相原康伸会長は冒頭、各労連・単組が主体的に要求・交渉して初めて覚悟ある交渉になると述べ、「そうした基盤のない共闘は形だけのもの」と表現。産別が1つの要求基準を示すことよりも、各労組の要求獲得に向けた本気度が重要なことを訴えた。およそ1100ある傘下の全労組が、明確な額で、賃金改善分を要求する方針。
提供:労働新聞社
(2014年1月20日 更新)