(株)リクルート(東京都千代田区、北村吉弘代表取締役社長)は企業の給与制度に関する調査結果をまとめた。それによると、非管理職が査定で最高評価を獲得したときの昇給幅について「2%未満」と答えた企業の割合は56.2%だった。管理職は50.6%で、非管理職・管理職ともに半数を超えている。「5%以上」は非管理職21.1%、管理職24.5%となった。同社HRリサーチセンター長の津田郁氏は、転職で賃金が上昇する労働者は増加傾向にあると指摘。「外部市場の状況に照らし、昇給のあり方も検討する必要がある」とした。
提供:労働新聞社
(2024年12月02日)