暴力行為は毅然と対応 カスハラで基本方針――バス協会

 日本バス協会(清水一郎会長)は、カスタマーハラスメントによる人材の離職や休職を防ぐため、業界全体の姿勢を示す基本方針を打ち出し、会員企業向けの対応マニュアルを作成した。方針では、暴力など従業員を傷つける行為に対して、毅然とした態度で対応することなどを盛り込んでいる。会員から収集した実際の被害を紹介するポスターも作成し、方針とともに乗客への周知を図る。マニュアルでは、行為を受けた場合の対応方法や社内体制の構築を解説。全国の会員約2000社に配布した。

 

提供:労働新聞社

(2024年10月07日)

 

一覧へ戻る