民事上の個別労働紛争/「自己都合退職」相談が顕著に 各地でいじめを逆転――都道府県労働局
全国の都道府県労働局が令和5年度の個別労働紛争解決制度の施行状況を取りまとめるなか、民事上の個別紛争の相談においては、山形労働局や佐賀労働局などの一部の労働局で「自己都合退職」が「いじめ・嫌がらせ」を逆転し、最も多くなっていることが明らかになった。全国集計では「いじめ・嫌がらせ」が約2割を占め、最も多い。各労働局では、「人手が足りず、退職を希望する労働者を引き留める事業者が増加している」など、とくに人手不足が理由にあるとみている。
提供:労働新聞社
(2024年09月02日)