埼玉労働局(片淵仁文局長)は、運輸交通業を重点業種とし、長時間労働是正に向けた監督指導を展開する。過去の定期監督結果では、労働基準法第32条(労働時間)の違反率が約4割、健康診断に関する違反率は約3割に上り、いずれも全業種で最も高い。地域の特性として深夜に働くドライバーも多いことから、「時間外労働の状況に合わせて、健診の実施状況も確認していく」(同労働局監督課)としている。 提供:労働新聞社 (2024年08月05日)