建設業/「適正企業宣言」制度創設へ 処遇改善の取組評価――国交省

 国土交通省は、今年6月に建設業法が改正され、労働者の処遇改善が建設業者の努力義務になったことから、技能者の資格や就業履歴を業界統一で蓄積して能力を評価する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の利用拡大に向けた3カ年計画案を取りまとめた。技能レベルに応じた手当や賃金の支払いなど、CCUSを活用して処遇改善に取り組んでいると宣言した企業を公表する制度を立ち上げる方針。宣言企業には、公共工事の入札に必要な審査における加点や表彰などのインセンティブを付与する。

 

提供:労働新聞社

(2024年07月08日)

 

一覧へ戻る