外国人技能実習・受入れ先75%で違反発覚 2府4県の監督結果――近畿ブロック労働局

 近畿地方2府4県の労働局は、令和4年に実施した外国人技能実習の実習実施者約1500事業場に対する監督指導状況を明らかにした。6月12日に開催した「技能実習法に係る関西地区地域協議会」で報告したもので、違反率は過去4年間で最高の75%に上っている。監督指導の端緒としている外国人技能実習機構などからの通報が平成30年には0件だったが、令和4年は321件に急増。各労働局では今後、通報事案を優先的に監督指導し、是正を図っていく。

 

提供:労働新聞社

(2024年07月01日)

 

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