脳・心臓疾患と精神障害/労災請求端緒に監督徹底 長時間労働抑制へ――神奈川労働局

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、過重労働による脳・心臓疾患や心理的負荷による精神障害の労災請求・支給決定件数が増加していることを受け、請求のあった事業場に対して監督指導を徹底する方針を示した。請求があった事業場について、「長時間の時間外労働が疑われる事業場はすべて指導を行う」としている。令和4年度における脳・心臓疾患の労災請求は65件で、前年度から9件増加した。精神障害は195件(前年度比24件増)となり、合計で33件増加している。

 

提供:労働新聞社

(2024年06月03日)

 

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