大阪労働局(荒木祥一局長)は、労働安全衛生法違反を繰り返す事業場に対する監督を強化する。是正報告を受けた後の再監督を進め、同様の法違反を確認した場合は再度の是正勧告ではなく、重篤な労働災害の発生を防ぐために事前送検も辞さない方針だ。昨年、同労働局が労働基準関係法令違反で送検した件数は55件で、過去10年間で最も少なかった。うち安衛法違反は38件で、前年比で2件減少している。 提供:労働新聞社 (2024年05月27日)