関東運輸局(勝山潔局長)は、管内で増加傾向にある運転者の健康起因事故を削減するため、過去にトラック運送業で発生した事案に基づいた再発防止対策集を作成した。対策集では、健康診断で有所見が発覚した後に放置していることが健康起因事故につながっていると指摘。運転者には再検査の受診を強く促し、診断結果を提出させるなどの対応策が必要とした。タクシーやバスも含めた運送業全体での活用を促すことで、事故の未然防止をめざす。 提供:労働新聞社 (2024年04月22日)