高知産業保健総合支援センター(岡林弘毅所長)は、高年齢労働者の転倒・腰痛災害などの行動災害防止に向け、県内事業場からの希望により保健師や理学療法士などの専門家を派遣し、効果的な体操を指南する事業を開始した。事前に体力測定や職場見学などを実施したうえで、個々人の体力や事業場の状況に適した体操を考案する。3カ月後にはフォローアップ訪問を行い、体操の継続状況や、正しい姿勢で実施できているかどうかなどを確認し、災害を回避できる筋力・体力づくりにつなげていく。
提供:労働新聞社
(2024年04月22日)