東京都は建設業と運送業の2024年問題対策として、中小企業へアウトリーチ型の支援に乗り出す。企業の働き方改革を促すため、社会保険労務士などの専門家が都内の200社を訪問し、時間外労働の上限規制適用に向けた社内の課題抽出と助言を行う。業務の効率化による労働時間の削減を後押しするため、ソフトウェアや機械設備などのデジタル技術の導入に対する助成金も創設。そのほか、削減した労働時間を補う人材を確保できるよう、建設業と運送業に対象を絞った合同就職面接会を開催する。
提供:労働新聞社
(2024年04月01日)