祖父母にも「出生時育児休業」と「看護休暇」制度を全国社会保険労務士会連合会(大野実会長)は、全国の社労士の意見を集約し、柔軟な働き方の推進を阻害している法制度や法規制の改善を提案する全28項目の政策提言を発表した。仕事と育児を両立できる職場環境の整備を推進するため、孫の育児をサポートできるよう、出生時育休と子の看護休暇の取得対象者の範囲を祖父母まで拡大することを求めている。育休給付金についても、申請手続きの簡略化の必要性を訴えた。 提供:労働新聞社 (2024年03月25日)