学び直しの成果出せる場を 処遇反映へ機会付与――企業活力研究所

 リスキリングなどの「学び直し」を行った従業員に、成果を出せる場の提供を一般財団法人企業活力研究所の人材研究会(守島基博座長)は、従業員の「学び直し」に関する調査研究報告書を取りまとめた。新たに身に着けたスキルを活用できる部署に異動させるなど、成果を出せる場を提供するよう企業に呼び掛けている。学び直しの結果を、処遇に反映させるための重要なステップと捉えている。学び直しを促すには、企業が学ぶべきスキルなどについて一定の方向性を示しつつ、従業員の納得感を引き出し、自律性を促進することが重要としている。

 

提供:労働新聞社

(2024年03月18日)

 

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