デジタコ普及へ検討会設立 搭載の義務化視野で――国交省

 国土交通省は、トラック事業者の運行管理の高度化と輸送の安全確保を図るため、デジタル技術によって車両の運行時間などを計測するデジタルタコグラフの普及促進に関する検討会を立ち上げた。政府が昨年6月に策定した「物流革新に向けた政策パッケージ」でデジタコ導入の将来的な義務付けに言及したことを受けてのもので、義務化の前に自発的な導入をさらに後押しする方針だ。2月28日に開かれた検討会初回では、施策の方向性として、中小事業者に対するデジタコ導入への補助金の増額などが提案された。今夏には、普及目標と普及策を決定する見込み。

 

提供:労働新聞社

(2024年03月11日)

 

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