足場点検者の指名7割 10月に義務化で調査――東京労働局

東京労働局(辻田博局長)は、今年6月に建設現場を集中指導した際、10月から施行される「足場の点検者の指名義務」の状況を初めて調査した。指名していた現場の割合は全体の69%となっている。施行後は点検者氏名の記録・保存義務も課されるが、足場点検表に氏名を記載している割合はそのうち75%だった。一方で、記載をしていない現場も16%と少なくない。同労働局は今後、監督の際に点検表を確認し、氏名を記録・保存しているかどうかを指導の対象とする。

 

提供:労働新聞社

(2023年8月21日)

 

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