仮設機材メーカーなど約520社で構成する仮設工業会(豊澤康男会長)は、大手建設業者や安全関係団体、大学教授らを集め、仮設工事での生産性と安全衛生の向上をめざす検討会を設立した。建設業で多発する労働災害への対策として、事故の防止に成功した事例や現場の従業員が考え出した業務改善のアイデアを収集する「新ヒヤリ・グッジョブ報告」に取り組むなど、独自の施策を2025年6月までに展開する。仮想空間で収集した事例を疑似体験できる教育プログラムをつくり、未熟練技能者の早期育成に活用する。
提供:労働新聞社
(2023年2月20日)