定昇分含め6%程度要求へ 格差是正分で上積み――UAゼンセン闘争方針案

繊維・流通・サービスなどの産業で働く185万人が加盟するUAゼンセン(松浦昭彦会長)は、賃金体系維持分に加えて4%程度、合計で6%程度の賃金引上げを求めるとする労働条件闘争方針案をまとめた。連合が掲げた賃上げ分3%程度との方針を踏まえ、格差是正に向けてさらに1%程度の上積みをめざす。全体の6割を占める短時間組合員にも同様の基準を示し、総額では時間当たり50円増を目安として上積みを求めるとした。昨年10月から社会保険適用拡大にかかる企業規模要件が100人超に引き下げられていることを受け、キャリアアップ助成金の活用などを促し、適用拡大に取り組むともしている。

 

提供:労働新聞社

(2023年1月10日)

 

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