政府は令和4年度第2次補正予算案を閣議決定した。厚生労働省予算に5兆円弱を計上し、そのうち、賃上げや人材活性化などに向けた雇用・労働総合政策パッケージ関連として7444億円を組み入れている。たとえば、賃金底上げを図る業務改善助成金の拡充に100億円を充てた。「事業場規模100人以下」の要件を廃止して対象を広げるとともに、小規模の事業者の助成上限額を引き上げる。人材開発支援助成金に新コースを創設し、新規分野における知識習得のための訓練を行う事業主も支援する。
提供:労働新聞社
(2022年11月21日)