全国健康保険協会(協会けんぽ)は令和3年度の都道府県別の保険料率を決定した。全国平均は10%を維持しており、料率が最も高い佐賀と最も低い新潟の差は1.18%で、2年度の1.15%から拡大した。3年度は都道府県ごとの医療費削減の取組み実績を反映する、インセンティブ制度が適用されて2年目となる。インセンティブ制によって最も料率が下がるのは島根の0.057%減、最も上がるのは北海道や東京など24都道府県の0.007%増だった。 提供:労働新聞社 (2021年2月15日)